みなさんこんにちは、とちたか士会広報部です。長らく更新が途絶えておりましたが、久々に医療コラムを更新させて頂きます!
今回は熱中症は筋肉を溶かす危険性があることについて紹介します。
中等度以上の熱中症では「熱による筋肉組織の崩壊(細胞死)と死んだ細胞から逸脱する組織障害物質」で、ミオグロビンという筋肉特有のタンパク質が腎不全の原因になります。
「筋肉の破壊が少ない場合は、時間をかければ腎機能は回復するが、一度に大量の筋肉が破壊されれば急性の腎不全に至ってしまうこともある」と順天堂大学の射場教授は指摘されています。
熱中症で入院してくる患者さんは筋肉のダメージも大きく、歩行獲得に時間がかかる印象があります。やはり、熱中症予防と対策は必要ですね。在宅、地域で働くセラピストの方もまだまだ暑い日は続きます。熱中症に十分注意してくださいね!

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